映画レビュー】『エスケープ・ルーム』|脱出ゲームが本気で命を奪いにくる恐怖のサバイバルスリラー!

SF

今回は、**実際に流行した“脱出ゲーム”を題材にしたサスペンススリラー『エスケープ・ルーム(原題:Escape Room)』**をご紹介します。

ただの頭脳ゲームだと思ったら大間違い。
この映画、ゲームのクリア条件=生存条件という、まさに命がけのサバイバルなんです!


🎬映画『エスケープ・ルーム』基本情報

項目内容
原題Escape Room
邦題エスケープ・ルーム
公開年2019年(日本公開:2019年2月)
監督アダム・ロビテル(『インシディアス 最後の鍵』など)
脚本ブラギ・シャット、マリア・メルニク
出演テイラー・ラッセル、ローガン・ミラー、デボラ・アン・ウォール、タイラー・ラビーン 他
ジャンルサスペンス/スリラー
上映時間約99分

🧩あらすじ(ネタバレなし)

6人の男女が「賞金が出る体験型脱出ゲーム」への招待を受け、
とあるビルに集められる。

しかし、始まった“ゲーム”は予想をはるかに超える異常な難易度。
部屋の中は罠だらけ、失敗すれば命を落とす

彼らはそれぞれ過去に“ある共通点”を持っていて──
このゲーム、偶然の参加ではなかった。

果たして彼らは、生きて“ゲーム”をクリアできるのか?


🧠レビュー|密室×心理×パニックのバランスが絶妙!

🔥 緊張感MAX!「部屋」ごとのギミックが秀逸

この映画の最大の魅力は、各部屋に仕掛けられたトラップとそのバリエーションの豊かさ
炎、氷、幻覚、傾斜、重力…毎回違う“死の演出”が観る者の緊張を持続させます。

映像的にも、セットの完成度が高く、まるでテーマパーク×死のデスゲーム。


🧬 選ばれた参加者たちの“過去”がカギに

ただのパニックでは終わらず、登場人物たちの背景が少しずつ明かされていきます。
**なぜこの6人なのか?**という疑問が物語の進行とともに明らかになるのも興味を引きます。


🧨 テンポよく、飽きさせない構成

99分というコンパクトな尺の中に、展開がぎゅっと詰まっていて中だるみなし。
トラップの解明→脱出→次の部屋へ、というテンポが良く、観ていて飽きません。


🔍映画の評価・見どころ

項目スコア(5点満点)
アイデア・構成★★★★☆
スリル・緊張感★★★★★
キャラクター設定★★★☆☆
映像・演出★★★★☆
エンタメ性★★★★☆

👥こんな人におすすめ!

  • 『ソウ』『CUBE』『ファイナル・デスティネーション』が好きな人
  • 密室スリラーや脱出ゲーム系の設定が好きな人
  • スマートでテンポのいいサスペンスを楽しみたい人
  • 命がけの心理戦・頭脳戦にドキドキしたい人

📝まとめ|命がけの“リアル脱出ゲーム”を体感せよ!

『エスケープ・ルーム』は、現代の人気アクティビティである“脱出ゲーム”を、
命をかけたパニックスリラーとして映画化した快作です。

観客としては、安全な場所からその“危険な部屋”の仕掛けを解いていく感覚にワクワクしつつ、
「自分だったらこの部屋から脱出できるか?」と無意識に思考させられるようなリアリティが魅力。

さらに、登場人物たちがただの駒ではなく、過去のトラウマや秘密を抱えている点がドラマとしての深みを生み、単なる“脱出だけの映画”に留まらない作品となっています。

続編(※2021年公開『エスケープ・ルーム:トーナメント・オブ・チャンピオンズ』)もあり、
“脱出ゲーム・シネマ”として今後もシリーズ化が期待される一本です。

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