こんにちは!今回は、2018年に世界中で話題となったサバイバルホラー映画
『クワイエット・プレイス』をレビュー形式でご紹介します。
「音を立ててはいけない」というたったひとつのルール。
そのルールを破った瞬間、何かが襲ってくる――。
シンプルながらも、音と静寂を使った緊張感MAXの演出が話題となり、
ホラーやサスペンスファンのみならず、映画ファン全体から高く評価された作品です。
🎥映画『クワイエット・プレイス』基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | A Quiet Place(邦題:クワイエット・プレイス) |
公開年 | 2018年 |
監督 | ジョン・クラシンスキー |
脚本 | ブライアン・ウッズ、スコット・ベック、ジョン・クラシンスキー |
出演 | エミリー・ブラント、ジョン・クラシンスキー、ミリセント・シモンズ |
ジャンル | ホラー、サスペンス、SF |
上映時間 | 約90分 |
製作国 | アメリカ |
🧭あらすじ(ネタバレなし)
舞台は近未来、地球上は**“音”に敏感な謎のクリーチャーに支配された世界**。
音を立てた者は即座に襲われ、命を奪われる。
そんな中、ある一家(父、母、息子、娘)は、
音を立てずに生活するという過酷な環境下で、サバイバル生活を送っていた。
音を出せないという制限の中で、
出産、教育、家族の絆、そして命の危機に直面する彼らの運命は――?
🎬レビュー|“音を立てられない”という恐怖がここまで怖いとは…
🔇極限の静寂が生む、圧倒的な緊張感
本作最大の特徴は、セリフがほとんどないほどの“静寂”の中で物語が展開する点です。
効果音やBGMすら最小限。
小さな物音一つが致命的になる世界観が、観ている私たちにも息を止めさせるレベル。
ただの音のない映画ではなく、
**「静寂そのものが恐怖」**という新しいホラー演出が圧巻です。
👨👩👧👦家族の絆が胸を打つヒューマンドラマとしての一面
サバイバルホラーでありながら、
本作は家族愛を軸にしたドラマとしても非常に完成度が高いです。
特に、妻役のエミリー・ブラントの演技は圧巻で、
出産シーンや、無音の中で子どもを守る母の姿には、思わず涙する観客も多いはず。
“音を立てずに生きる”という極限の状況が、
家族というテーマをより鮮明に浮き彫りにしています。
🧟♂️クリーチャーのデザインと恐怖演出が秀逸
襲ってくる謎の生物=クリーチャーも印象的。
姿がハッキリ見えるのは終盤ですが、見せない恐怖=想像させる怖さが絶妙です。
この“得体の知れなさ”こそ、
本作が従来のホラーと一線を画す理由でもあります。
🎯映画の評価・見どころ
項目 | スコア(5点満点) |
---|---|
静寂と音の演出 | ★★★★★ |
サスペンス・緊張感 | ★★★★★ |
ストーリー性 | ★★★★☆ |
クリーチャーデザイン | ★★★★☆ |
感動・ヒューマンドラマ | ★★★★☆ |
👥こんな人におすすめ!
- 音をテーマにした斬新なホラーを観たい人
- ジャンルを超えた感動がある映画が好きな人
- 『サイン』『ミスト』『10 クローバーフィールド・レーン』系の閉鎖系サスペンスが好きな人
- 家族愛+サバイバルに興味がある人
📺配信情報(2025年5月現在)
『クワイエット・プレイス』は以下のサービスで視聴可能です:
- U-NEXT
- Amazon Prime Video
- Apple TV
- Netflix(配信時期により異なる)
また、続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙(Part II)』も各配信サイトで視聴可能です。
📝まとめ|“音を立てられない”という究極の恐怖。映画館でも息を飲む緊張感!
『クワイエット・プレイス』は、一つの音、一つの足音が死に直結する世界で生きる恐怖と、
その中で支え合う家族の強さを描いた、全く新しいサバイバルホラーです。
ジャンプスケアに頼らず、観客の五感そのものを刺激してくる演出が秀逸。
静かながらも心拍数を上げてくるそのスタイルは、
“今までにないホラー映画”として映画史に残る作品です。
まだ観ていない人は、ぜひイヤホンをつけて“静かに”楽しんでください。
きっと、物音に敏感になること間違いなしです。
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